どんこのアル中 日記

名古屋在住の【年金生活者】。方丈記&徒然草。

歴史のことなど

徳川幕府の成立時期を誤認していた、歴史オンチの俺

今週 どうする家康「徳川幕府誕生」篇。 「もう幕府かよ。あれ、大坂の陣は、もしかしてのスルーかよ。古沢良太よ、やりすぎじゃない。しかし、そんなわけないわな。う~ん・・・・・・・・・・」ぼんやり年譜を眺める俺。えっ?幕府が先なの?高校で日本史…

NHK「歴史探偵」は、イケてる 

どうする家康「関ケ原の戦い」篇に続き、「歴史探偵」の「VR関ヶ原 西軍・幻の大作戦」を視聴。う~ん、面白い。小早川の裏切りの真相。トリガーとなった脇坂の裏切り。大谷吉継の知られざる戦略。関ケ原の戦いの真の主役は、家康でもなく、三成でもなく、こ…

もう一つの関ケ原の戦い ~関ケ原ウォーランド

「関ヶ原の戦い」を再現したテーマパーク型資料館。約1万坪の敷地に武将、足軽、鉄砲隊など、等身大の像の数は240体以上。史実に基づき関ヶ原の戦いの陣形図を凝縮して再現。訪れる観光客より、人形の数がはるかに多い不思議な空間である。 その歴史は古く、…

伏見城の悲劇 ~どうする家康

ウクライナ紛争、中東紛争の解決策 ~俺的考察

①ウクライナ紛争の解決策 プーチン大統領の失脚か、死亡。失脚の可能性は、少ないので死亡。暗殺か、病死。暗殺の可能性は、少ないので病死。ロシアは寒いので、インフルエンザか? ウクライナ紛争は、インフルエンザウィルスが救う。 ②中東紛争 人類が自ら…

友禅なのに、シック ~「京友禅」「加賀友禅」にはない、「名古屋友禅」の魅力

尾張七代藩主、徳川宗春の時代。京都や江戸の友禅職人が来名、技法が伝えられた。その後、宗春は失脚。江戸幕府の8代将軍、徳川吉宗が、享保の改革で、質素倹約を推奨。尾張名古屋では、色数を控え、単彩調子の友禅が広まった。名古屋城のおひざ元、名古屋市…

一度も他民族に征服されなかった三千年間が培った「平和ボケ」DNA

弘安の役NHK「映像の世紀~バタフライエフェクト」の「チャーチルVSヒットラー」篇。日本が真珠湾攻撃で、アメリカに宣戦布告した際、ヒットラーは、「三千年間 一度も他民族に征服されなかった日本が戦いに参加した。我々は必ず勝利する」と大喜びしたらし…

天守閣なき尾張名古屋城 ~終戦の日に想う

家康公が豊臣への要として西国大名に築城を命じた城。清正公が石を積み上げ、正則公が運河を掘った。名古屋空襲ですべて焼け落ちる。写真は、空襲後の天守閣なき石垣の姿。空の青さが悲しい。(国会図書館デジタルコレクションより) 耐震化問題で現在は登城…

犬山城は、遠くから眺める姿がよく似合う。~どうする家康

核兵器はなくならない。地球に人間がいる限り。

なんだか身も蓋もないが、人類が生存する限り核兵器はなくならない。核兵器がなくなる時は人類滅亡の時。気に入った玩具を絶対に手放さない子どもと同じである。無理して取りあげようとする想定外の事が起きる可能性がある。そのままでいい。このままでいい…

その御首級 恩賞5000石 ~池田紀伊守恒興

家康VS秀吉の直接対決「小牧・長久手の戦い」 我輩のあやふやな歴史認識では、なんとなく家康公が勝った戦と思っていた。しかし、あれは引き分けだろう。いやいや秀吉の勝ちでしょう。・・・となんだかよくわからないことになってきた。桶狭間、三方ヶ原、関…

寡聞にして 全然知らず 「織田家の双璧」 ~丹羽五郎左長秀

丹羽長秀の事はよく知らない。羽柴の「羽」の方、清須会議くらいしか知らない。現在の名古屋市西区生まれだが、名古屋市民の我輩、初耳。織田家臣での最初の国持大名、先ほど知った。佐久間信盛や柴田勝家は、これまで何度も出演してお馴染みさんだが、丹羽…

名古屋城を造った 城づくりの名人~加藤主計頭清正

名前の通り、清く、正しく生きた、意志の人。石の人でもある。清正公は、名古屋では人気がある。家康公より好かれている。名古屋城近くの名古屋能楽堂前の清正像はイケてる。威風堂々した姿、背景に自ら手がけた名古屋城が見える。我輩は、名古屋城は清正公…

史実論者の不毛な議論 ~森鴎外「歴史其儘と歴史離れ」を想う

「どうする家康」の場外バトル。史実とは違うの、うんだからかんだら、ならぬ堪忍するが堪忍の、史実論者。学校でちゃんと日本史の勉強をしたんだろうと思う。悪い事ではない。ちゃんと勉強してこなかった小生は、森鴎外「歴史其儘と歴史離れ」を想う。1915…

「お城博士」故郷に帰る  ~どうする家康

城郭考古学の第一人者、奈良大教授の千田嘉博氏が、研究拠点を名古屋市立大に移す。 名古屋市や周辺自治体の城郭の調査・研究に取り組む。千田氏は「ぜひ名古屋を中心に東海地域各地のお城整備のお手伝いをしたい」と意気込む。ここから小生の邪推。 家康公…

現実味を帯びる ~ネオ・ラッタイッド

ラッタイッド運動 産業革命時、紡績機械の普及に失業のおそれを感じた労働者による機械打ち壊し、「ラッダイト運動」。現代、AIの進化によって、雇用機会が奪われる懸念から、AIの活用を制限する動きがある。ラッダイト運動になぞらえて「ネオ・ラッダイト」…

鷗外忌のあれやこれや

7月9日は鷗外忌。 教科書的には、夏目漱石と双璧をなす明治の文豪という位置付け。俺的には、10対1で漱石。命日にこんなことを書くと、バチがあたりそうだな。漱石の革新性に比べると、いかにも旧態依然とした鴎外。文学作品も皆なんだが面白み欠けるという…

信長の「桶狭間」 勝頼の「設楽原」

信長と勝頼。 二人は、若年で人生の修羅場を迎える。1人はそれを踏み台にして天下人に駆け上がる。1人は踏み外し滅亡の道を突き進む。この明暗の差は何か。 異論もあると思うが、それぞれ織田家の2代目、武田家の2代目という位置づけ。信長は実の弟を自ら殺…

薬大好き、家康公。 【どうする家康】

「八之字」の12種の生薬家康が薬たんすの八段目に保管していた「八之字」。正しくは、「無比山薬円」という漢方薬。江戸時代の医師、三宅意安の「延寿和方彙函」に生薬の配合が記されている。 胃腸、頻尿、高血圧などに効能がある。配合される生薬は、12種類…

「ねつぞう」は、捏造された読み方

正式名称 「てつぞう」 「捏造」 今、大人気の言の葉。正式な読み方は、「でつぞう」。一般的な読み方の「ねつぞう」は慣用読み。慣用読みとは、誤った読み方の人が増えて広く定着したことで、誤った読み方についても間違いではないとされた読みのことです。…

大正の折込チラシを、「令和の折込広告展」で

オリコミサービスは、創立50周年を記念し、オンライン上で「令和の折込広告展」を開催。江戸時代初期から大正時代までの引札や古いチラシを閲覧できる。もちろん無料でアクセス。 広告史研究家でオリコミサービス顧問の故・増田太次郎氏から譲り受けた「増田…

【どうする家康】では描かれなかった、悲劇「十三本塚」

「十三本塚」供養塔松平元康は、今川から織田についた時期、「十三本塚(とみもとづか)の悲劇」の幕が開く。元康の裏切りに激怒した今川氏真は、愛知県豊橋市にある吉田城に人質としていた松平側の武将の妻子13名を龍拈寺門前で処刑、寺から離れた十三本町…

誰も知らない 小牧山城  【どうする家康】

小牧山城 家康公の天下を取るは大坂にあらずして関ケ原にあり 関ケ原にあらずして小牧にあり 頼山陽 家康にとって、小牧山城は生涯の中で重要な位置を占める。しかし、愛知県民でも知らない。小牧市民は、知っているが、桜の名所として、知っているだけ、そ…

226と祖父と納豆

226226事件が起こった当時、小生の祖父は、宮中で消防隊員のような仕事をしていたらしい。直接、聞いたわけではないので詳細は不明。詳しく聞いとけばよかった後悔しているが、子供だった小生は無理な話。事件に巻き来れた祖父は、帰宅できずに、長男だった…

自分あっての家臣ではなく、家臣があっての自分である。【どうする家康】

ご存知、家康公の危機は、3度あった。壱「三河一向一揆」 弐「三方原合戦」 参「伊賀越え」 三河一向一揆この3つの中で、最大の危機は「三河一向一揆」と小生は思う。「三方原合戦」「伊賀越え」は、敵は、敵。「三河一向一揆」は、敵は、味方という、ややこ…

信長の罠にはまった義元。本当かもしれない。【桶狭間の戦い】

【どうする家康】第四回「清須でどうする!」で、ムロ秀吉が語る、【桶狭間の戦い】。奇襲作戦が成功したのではなく、信長の計略だったいう説。あながち、フィクションでないかもしれない。考察を進める。大高城を信長軍が取り囲んだという事実。現状では、…

【ウクライナ紛争】と【ベトナム戦争】

毎日2人以上の子どもが死亡【ウクライナ紛争】ウクライナ紛争が、先の見えない戦争になっている。先の見えない戦争と言えば、昭和ど真ん中世代の俺は、ベトナム戦争が重なる。 【ベトナム戦争】 南北ベトナムの統治をめぐる戦争。 南ベトナムはアメリカ合衆…

続 惨状の記

本格的なアルコール依存症に陥ってから、体重が60Kgから50kgに一気に下がった。油断すると50kを切る事がある。食事を満足に取らず、酒ばかり飲んでいるので、当然の結果。アル中ダイエット?そんなふざけたこと言っていると天罰が下るか、もう下っているか…

生き続ける、ジョンの魂。

原爆投下直後の広島と長崎の様子を記録した映画について、ジョン・レノンと妻のオノ・ヨーコが、国内だけでなく海外での公開を佐藤栄作首相に要請した文書が外交史料館に残されていた。レノン夫妻は文書の中で「残虐な行為が繰り返されないことを願う」と平…

我がふるさと 【有松】と【鳴海】 雲泥の差

有松☝我がふるさと名古屋市にある、江戸時代の面影残すまち【有松】。 旧東海道の池鯉鮒宿と鳴海宿の間の茶屋集落。【宿場町】ではない。されど、卯建を設けた和瓦の屋根、塗籠造、虫籠窓といった特徴を持つ伝統的建築物がまちなみを形成している。有松絞商…