どんこのアル中 日記

名古屋在住の【年金生活者】。方丈記&徒然草。

薬大好き、家康公。 【どうする家康】

「八之字」の12種の生薬

家康が薬たんすの八段目に保管していた「八之字」。正しくは、「無比山薬円」という漢方薬。江戸時代の医師、三宅意安の「延寿和方彙函」に生薬の配合が記されている。
胃腸、頻尿、高血圧などに効能がある。配合される生薬は、12種類。うち5種類は、現代でも市販。医学的にも正しい。家康は、晩年駿府に薬園を造った。4373坪の広大敷地に約100種類以上の薬草が栽培。久能山東照宮博物館には、遺品として調薬用の乳鉢や乳棒を所蔵。家康が調合したと伝わる薬も残る。

以前の大河ドラマで、家康公が、薬研で生薬を粉末にするシークエンスをなんども見た。
現在、頻尿に苦しむ我が身。願わくば、家康公の「八之字」を所望したい。