どんこのアル中 日記

名古屋在住の【年金生活者】。方丈記&徒然草。

「お城博士」故郷に帰る  ~どうする家康


城郭考古学の第一人者、奈良大教授の千田嘉博氏が、研究拠点を名古屋市立大に移す。
名古屋市や周辺自治体の城郭の調査・研究に取り組む。千田氏は「ぜひ名古屋を中心に東海地域各地のお城整備のお手伝いをしたい」と意気込む。

ここから小生の邪推。
家康公が豊臣へ備えとして築城した名古屋城。今、木造復元問題で揉めている。
一つは、天守閣へのエレベーター設置問題。当初、名古屋市は復元性を重視して、天守閣へのエレベーター設置をなしとしたが、障害者団体からのクレームがあり、ややこしいことになっている。詳細はめんどくさいの省略。

もう一つは、石垣問題。家康公が存命時の築城なので、随分痛みが激しい。石垣も大切な文化財なので、事前に充分な調査が必要なのだが、名古屋市はそれを怠った。なぜ充分な調査をしなかったのかは、めんどくさいの省略。この件が、文化庁の逆鱗に触れた。石垣の充分な調査が終了するまで、木造復元工事など許さん。今の天守閣の解体工事も許さん。もうお手上げの名古屋市

そこで、「お城博士」千田嘉博氏のご出陣。なにしろ城郭考古学の第一人者。しかも「どうする家康」人気で、ひっぱりだこ。バックは、天下のNHK。VS文化庁の秘密兵器の感。「お城博士」にとっても、名古屋城木造復元は魅力的。故郷に錦を飾り(古いか?)、名古屋城木造復元にも名を残す。一石二鳥。

名古屋市民は大歓迎。名古屋城木造復元問題に「喝!」を入れてくれ。尾張