どんこのアル中 日記

名古屋在住の【年金生活者】。方丈記&徒然草。

核兵器はなくならない。地球に人間がいる限り。

なんだか身も蓋もないが、人類が生存する限り核兵器はなくならない。核兵器がなくなる時は人類滅亡の時。気に入った玩具を絶対に手放さない子どもと同じである。無理して取りあげようとする想定外の事が起きる可能性がある。そのままでいい。このままでいい。現状維持。

NHKスペシャル「原子爆弾・秘録 〜謎の商人とウラン争奪戦〜」を見た。これまで、原子爆弾の誕生に関わった、科学者、軍人、政治家等の物語はよく聞く。今回は、「商人」である。まったく新しい視点である。

詳細はNHKプラスご覧あれ。端的に言うと、この商人が、ある行動をしなければ、日本は世界で唯一の被爆国にはならなかった可能性が大であるという事実。原子爆弾はいずれ開発されたと思うが、この人物がいなければ、ヒロシマナガサキには、原子爆弾は間に合わなかった。歴史には、「もし・・・」を言ってもしょうがないが、この件に関しては「もし・・・」の感が強い。

「商人」は、悪人ではない。ビジネスマンとして利益を追求しただけの物語。