どんこのアル中 日記

名古屋在住の【年金生活者】。方丈記&徒然草。

吉高、昭和の遺物【リアルタイム視聴率】なんぞ、気にするな。

「光る君へ」初回【リアルタイム視聴率】

NHK大河ドラマ」の【リアルタイム視聴率】、2000年代には20%前後、最近は12~14%とやや低下傾向。「光る君へ」は、過去最低と言われ放題。もう、無意味な報道は勘弁して欲しい。
最近は、ハードディスク録画が普及して録画視聴も増えている。そもそもTVではなく、PCやスマホでの視聴も増えている。NHKプラスやNHKオンデマンドの存在もある。
ワタシは、「光る君へ」をBS、地上波、録画で3回見る。NHKプラス、NHKオンデマンドを契約しているので、それを視聴することもある。
【リアルタイム視聴率】はBS、地上波のみに反映、現在の視聴スタイルにマッチしていない。
俺のように、リアルタイムで視聴に加えて、録画等の視聴を示す指標が【タイムシフト視聴率】である。リアルタイム視聴の有無にかかわらず、放送開始から7日内の視聴率。
この【タイムシフト視聴】と【リアルタイム視聴】のいずれかでの視聴を示す指標が【総合視聴率】である。リアルタイムでも視聴し、タイムシフトでも視聴した場合は、1カウント。つまりタイムシフトで何回視聴しても1カウント。番組単位での視聴の拡がりを示す極めて科学的指標なのである。
リアルタイム視聴とタイムシフト視聴で「大河ドラマ」を見てみる。2017年の「おんな城主直虎」から2022年の「鎌倉殿の13人」にかけ、リアルタイム視聴率は12.8%から12.7%へと若干低下。総合視聴率では、17.3%から20.2%へとむしろ上昇。総合視聴率は「おんな城主直虎」以降のデータなので、それ以前の大河ドラマには反映されていない。つまり、
「おんな城主直虎」と以前と以後のリアルタイム視聴率を比べること自体無理なのである。相も変わらずの新聞は、リアルタイム視聴率のデータで、「光る君へ」の視聴率が低いと厚顔無恥に報道している。
若者の中にはテレビを持たない層も増えており、リアルタイム視聴率そのもので、過去の大河ドラマと「光る君へ」を比較すること自体無意味。
さて、ここで クエスチョン。
Q:なぜ、新聞紙は、昭和時代の遺物【リアルタイム視聴率】をもって、過去最低と報道するのか?
A;【リアルタイム視聴率】は無料。【総合視聴率】は有料。令和の時代、本来【総合視聴率】で評価すべきところ、お気楽に、無料で手に入る【リアルタイム視聴率】のデータをもとに、ああだこうだ言っているのである。
吉高、そなんお気楽な新聞に負けるなって、まだ出演してないけど。