どんこのアル中 日記

名古屋在住の【年金生活者】。方丈記&徒然草。

【ありがとう】の反対の言葉を知っているか。

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君は、【ありがとう】の反対の言葉を知っているか。【当たり前】である。

【ありがとう】は、「有り難し」という意味である。有る事が難しい。その反対は、有る事は簡単なこと、つまり【当たり前】である。
私たちは、毎日の生活を【当たり前】と思って暮らしている。
たとえば、会社員なら、朝を起きて、通勤電車に揺られ会社に行き、仕事をして、少しばかり残業をして、「一杯いくか」と居酒屋に行き、飲み過ぎて帰り道にゲロを吐いて、それでも無事帰宅をして、お風呂に入り、「嗚呼、今日も飲み過ぎちまったぜ!」反省して寝る。
たとえば、学生なら、朝を起きて、自転車でおっちら学校に行き、つまらない授業を受け、早弁をして、部活動をして、お腹ペコペコで家に帰り、スーパーの出来合いの総菜の夕食を食べ、屁をこいて寝る。
嗚呼、つまらない【当たり前】の毎日だと思って生活してた。しかし、【当たり前】と思っている日々は、実は奇跡の連続だったのだ。朝、起きて通勤電車に揺られることも、飲みすぎてゲロを吐くことも、部活動をすることも、出来合いの総菜を食べることも、すべてが奇跡の連続なのだ。
コロナ禍の前【当たり前】と思っていた日々は、コロナ禍の中、奇跡の連続、「有り難し」の日々だと実感する。会社に行くことも、居酒屋で酒を飲むことも、部活をすることも、総菜を食べることも、すべてが奇跡の連続だったということを、ひしひしと実感する。
コロナがこの先どうなるか、わからない。しかし、私たちは大いなる教訓を受けた。それまで【当たり前】と思っていた日々の大切さを、愛おしさを、感じることができた。
この先、とても困難な時代が訪れることは、容易に想像できる。しかし、その困難さも「有り難し」、【ありがとう】と思って生きていこう。 なんだかアル中の俺が偉そうか?ぽてちん。