どんこのアル中 日記

名古屋在住の【年金生活者】。方丈記&徒然草。

感謝の辞 ~「どうする家康」


「どうする家康」 出演者、スタフッフ、その他諸々の皆さん、1年間お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。
小生、数え67歳の年金生活者。名古屋市民60年、東京都民4年、浜松市民3年の経歴。
今回の「どうする家康」 完全にハマってしまいました。ここまで沼ハマリは、経験ありません。
オンエア前から、嫌な予感はありました。小生は、名古屋市緑区在住。桶狭間古戦場、大高城後、善照寺砦後、すべてご近所。さらに、よせばいいのに定年退職後、ありがちな新聞社主催の文化センターなるものの「歴史講座」に通いました。テーマが「桶狭間戦いの新解釈」。まさに「どうする家康」の前振り。さらに、オンエアが始まる前の7月頃から、NHK名古屋局では早々と「どうする家康」の番宣の手練手管。そのタイトル&ロゴ、古沢良太脚本、松潤主演。三英傑をこよなく愛する名古屋市とっては、もはや蟻地獄。
初回「どうする桶狭間」の松潤家康!タヌキオヤジのイメージを覆し、情けなく登場。おいおいおい。砂糖に群がる蟻か、砂にしみこむ水か。例えがいまいちだか、底なし沼に誘われる。軽く足をいれたつもりが、想定外の三英傑、岡田信長&ムロ秀吉!おいおいおい。三英傑に弱い内容名古屋市民はひとたまりもない。スブスブ沈んでいく。気がついた時には、もはや身動き不可能。暇な年金生活者は、「どうする家康」を中心の1週間が廻っていく。
うるわしき瀬名との夫婦関係、凄まじき信長との出会い、美しきお市の方、怪しき秀吉。もう、スブスブ。「史実に反する」等の小鳥質のさえずりをBGMにさらにスブスブ。若年で向田邦子賞を受賞した古沢良太脚本の手のひらで転がされる。その心地良さ。
瀬名の悪女脱皮、小豆袋の人物化、小牧長久手の戦いの詳細、金ヶ崎の戦いの「あれやこれや」。まさにジェットコースター。「大河ドラマ」らしくないというBGMも、もはや心地良い。
変化についていけない者が、頑固な批判者になる、日本社会の現実を眼のあたりにした。
ウクライナ紛争、ガザ紛争の直面する現在、平和ボケと揶揄されるJapanに生れたこと幸せ想う。それは、家康公のDNAかもしれない。
数々の日本社会の問題点を提起した「どうする家康」。こんな大河ドラマ、初体験。Thanks!