どんこのアル中 日記

名古屋在住の【年金生活者】。方丈記&徒然草。

茶々の最期のセリフの衝撃 ~どうする家康 最終回

和を以て貴しとなす。同調圧力。出る杭は打たれる。連帯責任。
今の日本人の気質は、徳川の260年の平和がもたらしたものであるという、まことしやかな都市伝説がある。中には本気で信じている輩も数多くいる。アホらしいと思う俺でも、茶々の最期のセリフは、胸を射貫いた。

「つまらぬ国になるであろう。正々堂々と戦うこともせず万事長きものに巻かれ、人目ばかりを気にし、陰でのみ嫉み、あざける。やさしくて、卑屈な、かよわき者の国に」

安倍派裏金、ビッグモーター不正請求、ジャニーズ問題、日大アメフト部薬物事件等々、現状の日本を顧みる限り、茶々の言の葉は、的を得ている。

戦後78年。徳川260年と比べなくもないが、とりあえず平和だ。ガザ紛争、ウクライナ紛争を想う時、その感が強い。これとて別段家康公のお陰ではないが、「どうする家康」最終回を視聴後、何気に感じる。