次回予告を見る限り、なんだか武田家は、すでに終わった感。松潤家康の「すべて始末します」の言葉で、始末されてしまうのかな。
もう一度、見たかったな「岡部元信」。我が宿から約1㎞にある、かっての鳴海城主。城跡は、眺めのいい公園になっている。
岡部元信。桶狭間の戦いでは、鳴海城を守リ通す。城内で今川義元の逝去を知る。せめて御首だけはと、首と引き換えに城を明け渡し、首と一緒に駿府に帰る。元信の働きで、義元も成仏？(残念ながら、本編ではスルー）
敗れたとはいえ、忠義心の塊。下剋上の戦国時代では、稀有な存在。年寄りは、こういうタイプに弱い。
本編では、今川家仕官時代、瀬名を駿府から岡崎に移送する際に、ひどい言葉を吐きながら、言葉と裏腹に、そっと瀬名の手縄を切る、優しい「漢」として描かれている。
今川家の没落後に武田家の家臣となり、武田信玄の没後は武田勝頼に仕える。高天神城主となり、城を守る。城主が良く似う岡部元信。次回、「ぶらり富士遊覧」篇では、松潤家康の攻めにより籠城。兵糧攻めにあい飢えに苦しむ城兵を救うべく、自分の命を引き換えに、城兵の助命を嘆願するが、すでに「覚醒」した松潤家康にすげなく断られる。しかたがなく、全軍を率いて徳川軍への突撃！・・・のはずだが、本編では如何に？ 乞うご期待！
タヌキオヤジ家康、被害者第1号。第2号は誰だ？
