どんこのアル中 日記

名古屋在住の【年金生活者】。方丈記&徒然草。

【新美南吉 童話賞】に応募するしかないわね。

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新聞の片隅に掲載された、【新美南吉 童話賞】の記事。有無。【もう書くことしか残っていない】と偉そうに啖呵を切った手前、こりゃあ応募するしかないわね。締め切りは、9月10日。矢勝川の彼岸花が咲き始める季節である。しかし、それまで生きているというか、文章を綴る自信もないので、早々に仕上げて応募するしかないわね。応募部門は、【自由創作部門】と【新美南吉オマージュ部門】のふたつ。せっかくの【新美南吉 童話賞】なんだから、【新美南吉オマージュ部門】に応募してみるか。

オマージュとは「尊敬・敬意・称賛」という意味のフランス語です。
この部門は、新美南吉の作品に通じるテーマで、新たな童話を創作するというものです。対象作品は新美南吉が書いた童話・小説・戯曲から1作品を選び、単なる物語の続きやパロディではなく、作品から感じたことをテーマに、あなたの新しい童話を創作してください。<<



・・・・ということらしい。新美南吉というと【ごんぎつね】のみの印象が強いが、かなりユニークな作品も残している。選考委員長が

僕は「屁(へ)」という作品が好きです。日本で一番短いタイトルの作品です。タイトルだけでなく、南吉作品はほとんどが短編です。短いけれども中身は深い。なぜそんなことができるのか、南吉作品を読んで、そこのところをよく考えてみてください。<<



・・・とおしゃっていたので、【屁】を早速読んでみた。Amazon kindle版で、なんと値段は、0円。【青空文庫】というボランティア団体が掲載している。金の守銭奴と思っていたAmazonも意外にいいとこあるじゃん。やっぱ、急成長した企業は、一味も二味も違うということか。
で、少々カルチャーショック、なんとも奥が深い。これが、童話かとしみじみ実感した。この【屁】で、行こうと決めた。有無。正しい選択か。まぁ、人生に正確なんてないんだから、別段いいんだけどね。
また、余談になるが、まぁ余談ばっかりか。俺の入院と新美南吉は縁がある。縁があるというのもおかしな言い方だが、40代の時に【虚血性大腸炎】という血便がでる病で二週間ばかり入院したことがある。その後、人生の終わりになって、何回も入退院を繰り返すことになるとも知らずに、トホホのホッ。退院後、リハビリを兼ねて、矢勝川の彼岸花を家族で見に行った。もう、盛りは過ぎた時期で、ほとんどの彼岸花は枯れかかっていたが、その時は、俺の人生にふさわしいなしみじみ思った。で、今回は、アルコール依存症で再々入院中に【新美南吉 童話賞】に応募する。まぁ、そんなの関係ねぇか。
興味のある方は、下の部分をクリックして、お読みください。なにしろ¥0円ですからね。まぁ、PCかスマホの電気代は少しかかるから、正確には¥0円ないか。そんなこと、どうでもいいか。