どんこのアル中 日記

名古屋在住の【年金生活者】。方丈記&徒然草。

脚色の難しさ、脚本の面白さ ~三谷幸喜の叫び&大石静の想い

大河ドラマにドはまりしたのは「真田丸」から。「おんな城主 直虎」「麒麟がくる」「青天を衝け」「鎌倉殿の13人」「どうする家康」そして、「光る君へ」。いずれも、脚本家のオリジナルである。「真田丸」以前にも、「新撰組」「龍馬伝」等面白かったものも数多くあった。いずれもオリジナル脚本。原作付きの脚本、いわゆる「脚色」ものは、なんとなく琴線に触れない。脚本家の想像力に制限が加わるせいかと思う。

三谷幸喜の言葉。「脚本家はできる限り、原作者の思いをくんで…。原作者が考えたものだから、そこを逸脱してはいけない。脚色って、本当に難しくて。だから僕はできない、得意ではない方なんです。アカデミー賞だって脚本賞と脚色賞が別れてる。それぐらい違うものなんです、オリジナル脚本と脚色って」

大石静三谷幸喜は、戦友。三谷幸喜の言葉は、大石静の言葉でもある。「功名が辻」のうっぷんをはらす大石静の想像力の大いなる飛翔に、ドキドキする日曜の午後。