どんこのアル中 日記

名古屋在住の【年金生活者】。方丈記&徒然草。

戦いは、闘う前に決まっている ~信玄スピリッツ降臨


どうする家康「小牧長久手の激闘」篇の肝。幕開けは、家康公が正信に問う「おぬしなら如何に攻める」。「岡崎中入り」を予想した正信の慧眼。平八郎の怒りん坊さん。正信の考えを「見える化」する康政の手腕。

「ありゃ、掘じゃない」秀吉の敗北宣言で幕を閉じる。なんとも鮮やか、古沢脚本。

その後は、徳川「三」天王のプロモーションビデオビデオの趣き。忠勝と康政、交差するお互いの存在。直政の母親の願い。よくできている。何回も見ても飽きない。何度でも見たい。お気に入りのBGMで見てみたい。

可哀そうなのは、池田と森の両武将のセリフ死と「殺生関白」のセリフ一言出番。我が期待の笹の才蔵も見る影なし。なんともえげつない、古沢脚本。

勝ち戦しかしなかった髭男。赤備えの精鋭軍団。亡き信玄公に思いをはせた一幕。「人生、そう悪くはない」