どんこのアル中 日記

名古屋在住の【年金生活者】。方丈記&徒然草。

山越え、難儀。海を渡ってからも、大変。~「どうする家康」伊賀越え篇

家康から贈られたと伝わる肖像画
家康とのゆかりを紹介する看板

愛知県知多半島にある東龍寺。「家康公を2度も助けた」とブィブィ言わせている。
1度目は、「桶狭間の戦い」 大高城の家康公は、南下し東龍寺に逃げ込む。かくまってもらい、無事に岡崎に。
2度目は、「伊賀越え」 伊勢の白子から船に乗り、知多半島に無事到着した家康公一行は、ありゃりゃの一文無しの、からっけつ。地獄の沙汰も金次第。かって知ったる東龍寺に、金の無心、無事に岡崎へ。

家康は天下統一後、2度にわたる恩義を忘れずに、若き日の肖像が描かれた一幅の掛け軸を返礼として寺に贈った。現43世住職は、「9世住職の祖誕上人と家康はいとこだった。信憑性は高い」と鼻息が荒い。

恩を恩で返した家康公。天下人は、かくありたい。