どんこのアル中 日記

名古屋在住の【年金生活者】。方丈記&徒然草。

リアルタイム視聴率とタイムシフト視聴率と総合視聴率 【どうする家康】

2023.2/20~2/26 視聴率TOP10 【関東地区】

NHK大河ドラマ」の視聴率、2000年代には20%前後、最近は12~14%とやや低下傾向。当たり前である。


最近は、録画視聴が増えている。そもそもTVではなく、PCやスマホでの視聴も増えている。NHKプラスやNHKオンデマンドの存在もある。
ワタシは、「どうする家康」をBS、地上波、録画で3回見る。NHKオンデマンドを契約しているので、それを視聴することもある。リアルタイム視聴率はBS、地上波のみに反映、現在の視聴スタイルにマッチしていない。

録画での視聴を示す指標「タイムシフト視聴率」。リアルタイム視聴の有無にかかわらず、放送開始から7日内の視聴率。
このタイムシフト視聴とリアルタイム視聴のいずれかでの視聴を示す指標が「総合視聴率」、リアルタイムでも視聴し、タイムシフトでも視聴した場合は、1カウント(複数回視聴としてカウントしない0)として集計。番組単位での視聴の拡がりを示す指標。

リアルタイム視聴とタイムシフト視聴で「大河ドラマ」を見てみる。2017年の「おんな城主直虎」から2022年の「鎌倉殿の13人」にかけ、リアルタイム視聴率は12.8%から12.7%へと低下。総合視聴率では、17.3%から20.2%へ上昇。総合視聴率は「おんな城主直虎」以降のデータなので、それ以前の大河ドラマには反映されていない。つまり、
「おんな城主直虎」と以前と以後のリアルタイム視聴率を比べること自体無理なのである。相も変わらずの紙媒体は、リアルタイム視聴率のみ、「どうする家康」の視聴率が低いと厚顔無恥の報道している。
若者の中にはテレビを持たない層も増えており、視聴率そのもので、過去の大河ドラマと「どうする家康」を比較すること自体無意味。

大河ドラマの人気の時代は、戦国時代と幕末末期である。それ以外の時代は、人気が薄い。特に明治以降は苦戦。「どうする家康」は視聴者の好みの時代を設定し、関心は高い。松潤、がんばれ。