どんこのアル中 日記

名古屋在住の【年金生活者】。方丈記&徒然草。

【岬めぐり】 死をめぐる旅路へ

      

山本コウタロー、73歳で逝く。脳内出血。

麹町中学校、日比谷高等学校卒業、上智大学入学。在学中に東京大学受験を志すも東大紛争により、一橋大学社会学部に転学。白鷗大学で教鞭を執った、バリバリのインテリゲンチャ
走れコウタロー」「岬めぐり」などの曲がヒットするが、俺にとってはいまいち感が強い。俺にとってのベストなコウタローは、熱烈な【拓郎フリーク】の姿だ。なんと大学の卒論は、【吉田拓郎論】。その後、この卒論は元にして、名著【誰も知らなかった吉田拓郎】を書き上げる。

拓郎の生い立ち、挫折と成功、そして伝説となった「中津川フォークジャンボリー」の暴動の真実など、彼の原点ともいえる前半生を、周辺のアーティストや関係者への綿密な取材によって徹底的に解明。拓郎の若き日を捉えた貴重な写真も収録された、資料価値の高い1冊となっている。

・・・らしいが、昔昔のことなので内容は正直よく覚えていない。ただ、本を購入し、そのタイトル【誰も知らなかった・・・】にえらく感激した記憶がある。この本の出版後、しばし【誰も知らなかった・・・】のタイトルが盗用されるが、コウタローの功績である。しかし、コウタローの逝去の記事に、吉田拓郎の写真を使用するんなんて、どうかしてるぜ! 俺も【拓郎フリーク】。あの世で、コウタローも笑うしかない。
          

ちなみに、コータローはない、コウタロー。そこんとこ、よろしく哀愁