黒駒合戦の戦術、賤ケ岳の戦いへ対応。松山正信の進言は、理路整然。非の打ち所がない。我輩、ＴV前で唸る。最近、唸る事が多い、古沢脚本。これをして「ずる賢さ」とは、いかがなものか。正信への信頼の表れと好意的解釈。それとは裏腹に、お市との幼き頃の約束を果せぬ自分を愚痴る。「覚醒」以前のナイーブな家康公。（また、そこがいいんだけどね） 鮮やかな対比。
俺的には、徳川四天王との絡みより、松潤家康VS松山正信の物語の方が興味津々。古沢良太的にも、こっちの方が好きな予感。
蛇足。
民を安寧を願った、ココロ優しき松山正信。動物愛護の精神にも溢れている。鷹は逃げたのではなく、逃がしたのさ。お別れの水盃。
