どんこのアル中 日記

名古屋在住の【年金生活者】。方丈記&徒然草。

「存在の耐えられない軽さ」 ~原作ミラン・クンデラ逝去 合掌

「性春」時代のど真ん中で、この映画を鑑賞。動機は不純。映画のポスターにそそのかされて。なんとも罪作りなポスター。日活ロマンポルノ(昭和語)並みのエロさ。若人は、1発KO。

1968年民主化の風が吹き荒れた「プラハの春」。その渦中の3人の男女を描いたミラン・クンデラのベストセラー小説。名匠フィリップ・カウフマンが映像化。・・・らしいが、不純な動機の俺は、映画の印象はほとんどないというか、全然ない。しかも全然エロクないじゃん!と訓垂れ。
映画タイトル「存在の耐えられない軽さ」。映画の内容は全然覚えていないが、タイトルだけはよく覚えている。当時の俺はインテリジェンスの匂いがするぜと悦に入っていた。

蛇足。
ソビエト連邦(当時ね)の軍事介入の映像。プラハに「戦車」が乱入するシーンが報道された。ソビエトって、躊躇なくこういうことやるのねと恐怖を覚えた記憶が鮮明。ウクライナ紛争、「プラハの春」の戦車の映像が蘇ってくる。おそロシア