どんこのアル中 日記

名古屋在住の【年金生活者】。方丈記&徒然草。

俺の犬が、「アフガニスタン」と鳴くようになった。

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アフガニスタンベトナム
この二つの国を思う時、切ない気分になる。大国のエゴに翻弄された国。いろいろあると思うが究極は、大国の「予期なお世話」で、人々が苦しんだ。ベトナム戦争は、昭和生まれの世代には、身近な話題であるが、アフガン紛争は今一つピンとこない感じだ。多分、ハリウッド映画の影響じゃないかと、勝手に推測する。ベトナム戦争を扱った名作は数多くある。キューブリックフルメタルジャケット」、コッポラ「地獄の黙示録」、オリバーストーン「プラトーン」、そして敬愛するマイケル・チミノ「ディアハンター」等々。それに比べアフガン紛争は思い浮かばない。「ランボー」シリーズの一作品くらいか。
アフガン紛争の歴史は、長い。諸説あるが、1979年前後のソビエト連邦の軍事介入か。しかし、ソビエト連邦というのも懐かしい。それから、今まで、ず~~~~~~~~~~~~~っと紛争が続いている。「世界一長い戦争」とも言われている。その間、介入する大国が、ソビエト連邦からアメリカ合衆国に変遷し、そして中国がしゃしゃり出てくる。なんとも皮肉なものだ。お前らいい加減にしろ。で、首都「カブール」は陥落した。大国のエゴを「カブール」って来たが、これで終わり。後は、アフガニスタンの人々が決めればいい。いいか悪いか、そんなの余計なお世話。
さて、タイトルの「俺の犬が、“アフガニスタン”と鳴くようになった。」は、早稲田演研究会の最後の舞台で、俺が放ったセリフである。今でもよく覚えている。当時のソビエト連邦のアフガン侵略を皮肉ったセリフである。犬は、「アフガン・バウンド」という名前である。創造ではなく、実際に存在する犬の種類である。

アフガン・ハウンド
アフガニスタンを原産国とする犬種。最も古い犬といわれ、旧約聖書に出てくる「ノアの方舟」に乗った言われている。ピラミッドやパピルスアフガニスタンの山岳や砂漠地帯の気温差の激しい環境に順応するために独特の長い被毛を持つようになった。18世紀にイギリスに持ち込まれ、その美しい容姿からショードッグとしての改良が重ねられ、世界の富裕層を中心に広く飼育される。独立心が非常に強く、意に反した命令をされることを嫌う。「世界一頭の悪い犬」という不名誉な評価も持つが、それは知能というよりも、服従度の問題。冒頭の写真が、アフガン・バウンド。イケメンである。

美しいと言われ世界の富裕層に飼育されるが、その本質は、いかなるものにも服従しないという不屈の精神の持ち主。まさにアフガニスタンの国、そのものではないか。40年以上も前の俺は、そのセリフを早稲田の夜空に放ったのだ。
アフガニスタンの再生の祈りをこめて、ふたたび叫ぼう!

俺の犬が、「アフガニスタン」と鳴くようになった。

この後。俺はプロの役者を目指し、早稲田演劇学会を退会し、オーディションを受けまくるが全滅で、結局、役者の道を諦める。まぁ、どうでもいい話。しかし、オーディションを落ちまくった話は結構イケてるので、いずれ書く。乞うご期待!

さて〆は、アル中らしい、含蓄のある言葉。
いずれ世界は、イスラム教徒に席巻される。何故なら、彼らは酒を飲まない。したがって、アルコール依存症にならない。キリスト教徒、仏教徒は、酒を飲む。ワインはキリストの血であり、般若湯は百薬の長である。アルコール依存症に陥りやすい。しらふ VS 酔っ払い、勝負は見えている。これが、酒を飲まずにやってられるか!ってね。