どんこのアル中 日記

名古屋在住の【年金生活者】。方丈記&徒然草。

ドブに捨てた1兆円 SJ


国産初のジェット旅客機「スペースジェット(SJ、旧MRJ)」の開発を凍結している三菱重工業子会社の三菱航空機(愛知県豊山町)が、米国内の飛行試験のための拠点を3月末で閉鎖したことが分かった。2020年10月の事業凍結後は飛行試験も中断しており、開発体制の縮小が続いている。中日新聞

もう生産どころではない。開発も無理だろう。今まで1兆円を超える開発費がつぎ込まれた。半分の500億円は、国費、税金である。技術立国と言われた、日本の現状である。失礼ながら、技術では随分と遅れている思っていた、ブラジル製のエンブラエル社の小型ジェット機が、世界を席巻している現状。

エンブラエル前副社長で開発最初期から技術者として携わった日系2世、サトシ・ヨコタ氏曰く「われわれはアイデアを固定せず徹底的に意見を交わし合うことで、全く新しい飛行機を作り上げた。何でもオープンに話し合うブラジル人のラテン気質も根底で役立った」

ブラジル流「モノ作り」の象徴。日本は、大丈夫か。悲しいかな、縦割組織では、もうダメである。