どんこのアル中 日記

名古屋在住の【年金生活者】。方丈記&徒然草。

ルールをつくるEU ルールに従うJapan

カーボンニュートラル】が世の中の趨勢である。【カーボンニュートラル】に無関心な企業は、もはや生き残れない。ある程度、環境のことを学習した身にとっては、疑問符である。【カーボンニュートラル】の根本は、二酸化炭素の排出量の増加が、今の気候変動に影響を及ぼすしているのではないかということである。それらしき資料を持ち出し、EUが積極的に先導し、煽動した。未だ、二酸化炭素の排出量の増加が、今の気候変動に影響を及ぼすしているいう科学的根拠はない。それらしき論文はあるが、それが正しいかは疑問符である。俺は、これはEUの経済戦略の一環であると認識している。それなのに、我が国では、単純に環境問題としてとらえ、国も、マスコミも、国民も、【カーボンニュートラル】を叫ぶ。

EUは、近い将来、すべてが電気自動車になる。ガソリン車はEUを走れなくなる。【カーボンニュートラル】に寄与するみたいだが、電気自動車は製造過程で、恐ろしく二酸化炭素を排出する。現状、エネルギーとなる電気も製造過程で、恐ろしく二酸化炭素を排出する。冷静に考えれば、電気自動車は、【カーボンニュートラル】の対極にある存在である。しかし、現実問題として、すべての車は、電気自動車なる。インフラ整備にも、恐ろしく二酸化炭素を排出するだろう。

なぜ、EUは、ここまで電気自動車に固執するのか。EU全体の経済的利益のためである。

日本には、ハイブリッド車という、ガソリンを燃料として発電し、走行する素晴らしい技術がある。一見すると、ガソリンを使用するので、【カーボンニュートラル】に流れに反するようだが、エネルギー上効率的であり、電気自動車比べ、環境への負荷は少ない。インフラ整備に多額のコストをかける必要もない。

なぜ、EUは、ハイブリッド車ではなく、電気自動車に固執するのか。ハイブリッド車の技術がないからである。

ハイブリッド車の技術がないなら、そんなもん無視して、全部単純な電気自動車でしてしまおうぜ!とEUは考え、実行に移す。EUの利益を考えれば、それは、それで正しい。そして、自分たちに都合のよいルールを作る。ナイーブな日本人は、素直にそのルールをに従う。

環境問題とは、すべからく経済的利益を隠すための、羊の衣である。中身は、恐ろしい狼である。