どんこのアル中 日記

名古屋在住の【年金生活者】。方丈記&徒然草。

「延命治療」という都市伝説


約9割のジジババは、「延命治療」を希望しない。しかし、日本では、延々と「延命治療」が続けられる。

何故か?

後期高齢者の終末期の入院単価は1日あたり3万1800円。死亡前30日以内の入院費総額の平均は63万3100円。しかし、高額療養費制度を利用すれば、一般的な後期高齢者だと1カ月あたりの自己負担額は5万7600円。その費用の一部は年金でカバーできるらしい。今の後期高齢者の年金は、結構高額である。年金と治療費の差額はかなりの金額になる。
年寄りが「延命治療」が希望しなくても、その家族が経済的理由で「延命治療」を望むことがままあるらしい。年寄り本人は、ボケでいるので自らの意思表示はできない。家族のいうがままである。家族なささやかな欲望のために、膨大な医療費が浪費される。病気側も定期的な収入が見込めるので、家族の希望を安易に受け入れる。あくまで都市伝説。