どんこのアル中 日記

名古屋在住の【年金生活者】。方丈記&徒然草。

ディレクターの出自は、コントでんねん。【鎌倉殿の13人】

    


【鎌倉殿の13人】の脚本もおかしいが、演出もタガが外れていると、感じていた。何気にNHKの「50ボイス」なる番組を見ていた。【鎌倉殿の13人】の特集の回。最新技術による撮影秘話など興味津々の話題ばかり。その中で、なんとも間の抜けた場面があった。演出の部分である。演出と言えば、ドラマの要である。「吉田照幸」なる演出家が登場した。大河ドラマらしく、重厚な人物と思いきや、なんとも飄々とした人物である。撮影前日に、見ていた映画で、気に入って場面があったら平気で「パクる」そうな。「パクる」という表現が少々過激なので、インタビュアーが「参考にしたということですか」と取り繕うとしたが、曰く「いやいや、完全なパクリです」

吉田照幸」、自身でも語っていたが、「コント上がり」の演出家である。サラリーマンを題材としたコントの名作【サラリーマンNEO】を企画立案して、一貫して演出を手掛ける。俺は、この【サラリーマンNEO】が大好きであった。沢村一樹の【セクスィー部長】は、たまらんかった。その他にも名場面があったが、話が長くなるので割愛。で、で、で、この後、あの【あまちゃん】の演出を担当する。あの【あまちゃん】である。当時、俺はどっぷり沼状態。今の【カムカムエヴリバデイ】も沼状態だが、その10倍の底なし沼であった。俺は(自分で言うのもなんだが)才能を嗅ぎ分ける嗅覚が鋭い。

脚本家VS演出家のタイトルマッチ! レフェリーは、小池栄子だ!