どんこのアル中 日記

名古屋在住の【年金生活者】。方丈記&徒然草。

金メダルの力 ~「国際舞台」での同胞の活躍がもたらすもの


世界陸上。「女子走り高跳び」でウクライナのヤロスラワ・マフチク選手が金メダルを獲得。
紛争最中のウクライナの選手が出場していること驚いた。しかも故郷が砲撃を受け、避難している最中であることに驚いた。戦争という最悪な環境下、コンディションを整えるのも至難の業。戦禍に苦しむ母国に希望を与えた。ウクライナの人々は、他国のどんな援助よりもうれしいだろう。困難に直面している中、「国際舞台」で活躍する同胞の姿は、本当に勇気づけられる。
例えが適切か疑問だが、先のWBCの優勝。コロナ禍後に意気消沈する日本人にどれほどの勇気を与えたか。久しぶりにTV画面にかじりついた。常々「感動をありがとう」のフレーズに辟易したオイラだけど、大谷翔平が吠えた瞬間だけ、そんな気持ちになった。閑話休題

世界選手権という、「国際舞台」設定がなされる技である。世界中の人々よ、我々の存在を忘れないでくれ!という強烈なメッセージになる。

インタビューでのマフチクの言の葉。
「祖国ウクライナの平和と独立のために戦っている国民のためにも、この金メダルを手にする必要があった。彼らのおかげで、私たちは国際舞台で競技に臨み、旗を掲げるという特別な可能性を手にできた」

金メダル以上の「金メダル」である。