どんこのアル中 日記

名古屋在住の【年金生活者】。方丈記&徒然草。

青春時代 仮面ライダーだった。


紅顔の演劇青年だったワタシは、一時期「仮面ライダー」に、へんし~ん!

大学時代、東映テレビプロダクションの仮面ライダーショーのアルバイトしていたのさ。会場は、おもに池袋東口の丸井の屋上。仮設の舞台で、ショッカーとバトルを繰り広げる。
午前、午後、計2回約30分の実働で1日5000円。その中から、源泉徴収として500円取られた。当時としては、安めのバイトであったが、なんとなく楽しいバイトだった。仮面ライダー役は簡単だった。BGMに合わせて、キックやパンチの繰り出すだけである。それに合わせて、ショッカー役が飛んで行ったり、倒れたりする。ショッカー役の方が大変で、技量もいる。演劇仲間と一緒なので、仮面ライダー役は、ジャンケンで決めた。仮面ライダー役は本番では楽だが、本番の後、サイン会という余分な仕事があった。悪徳東映プロが500円紙製の下敷きを売っており、それに仮面ライダー役がサインをするのである。仮面ライターのサインを見せられ、その通りに書く。当然仮面ライダーのサインではない。というか、仮面ライダーがサインなどするか?当初は、仮面ライダーのサインを真似て書いていたが、めんどくさくなり、適当に書いた。時には、自分の名前を書いたりした。

昼飯は、いつもカレーライス。丸井の食堂にカレーのルーが入った大鍋と大きなジャーが置いてあり、自分でめしをよそい、カレーのルーをかける。もちろん食べ放題である。いつもカレーだったので、丸井の社員はいつもカレーを食べているのかと思った。日曜日はいつもカレー。搔き入れ時なので、ゆっくり昼飯を食べる時間はないので、手軽に食べられるカレーが定番。流通業は、キビシーイ!

仮面ライダーはいいのだが、ウルトラマンショーもあった。ウルトラマンの衣装は密着タイプだったので着るのが大変。天花粉(昭和!)を全身に塗り、ようやく着れた。夏の時期、全身汗まみれになった。仮面ライダー時はジャンケンに勝った者が仮面ライダーになったが、ウルトラマンの時は負けた者がウルトラマンになった。

さて、シン・ウルトラマンのお次は、シン・仮面ライダー!ライダーキックは誰にお見舞いするか?