どんこのアル中 日記

名古屋在住の【年金生活者】。方丈記&徒然草。

道長の眼差しは、「角替和枝」の眼差し

      
道長の目元、その眼差しは、魅力的だ。涼し気で色っぽい。う~ん、どっかで見た感じ。
う~ん、う~ん、う~ん、う~ん。

あっ、お袋か?

柄本佑の母親、「角替和枝」。昭和期、つかこうへいの芝居に熱中した小生には、懐かしい名前だ。名作「熱海殺人事件」は、キャスティングが変化させて生き延びて来た。小生のベストキャスティングは、木村伝兵衛=風間杜夫、新任刑事=平田満、犯人=加藤健一。そして、婦人警官=角替和枝である。1981年の紀伊國屋ホールで公演。暗闇の中で、その儚さ、その強さにあふれる演技力に震えた。これから角替和枝の十八番と想った瞬間、柄本明にかどわかされて、東京乾電池に移籍。当時のつかこうへいの悔しがり、「柄本の野郎、ただではおかん」と、「蒲田行進曲」の主役に抜擢。大ヒット。皮肉にも、つかの代表作となる。
さて、角替和枝柄本明が一目惚れ。めでたく結ばれ、柄本佑を産む。
今頃は、墓の下で、息子の活躍を喜んでいることだろう。合掌。