どんこのアル中 日記

名古屋在住の【年金生活者】。方丈記&徒然草。

映画「ねことじいちゃん」in 佐久島

               


猫?写真家「岩合光昭」初監督作品。
原作は、「ねこまき」作の同名コミック。小さな島に住む70歳の大吉(立川志の輔)。妻に先立たれて、猫のタマと2人きりで暮らす。島には多くの友人と、タマとタマのお友だちの猫。

猫好きの 猫好きによる 猫好きのための映画

しかし、俺は猫好きでははない。しかし、この映画は俺の琴線に触れる。なぜか?小さな島の存在である。ロケ地は、佐久島。まったく無名な存在なので、少々説明が必要。
俺的解説☞ 愛知県の三河湾には、佐久島篠島日間賀島の3つの離島がある。篠島日間賀島は完全に観光地化。佐久島は交通手段が町営の渡し舟ということもあり、未だ素朴な雰囲気漂う。島おこし?の一環で「アートの島」を標榜。島のあちらこちらにが、奇抜なアート作品が点在する。・・・といったところ。

ポスターを作ってみた。

俺は、この佐久島が大好き。今まで10回以上は上陸している。自宅から、電車、バス、船を乗り継いで、3時間くらいで、潮騒と葉擦れの音に包まれる。至福の時が流れる。「三河湾の黒真珠」と称される黒壁集落も魅力。迷路のような路地。両側に黒く塗られた家屋が並ぶ。タイムスリップした感覚に襲われる。

黒壁集落

そして、アート。島の素朴な雰囲気が好きな俺的には、いまいち感。有名処は「おひるねハウス」「カモメの駐車場」。

おひるねハウス
カモメの駐車場

なんだか、映画投稿ではなく、観光ガイドの趣き。お許しあれ。映画にもどる。大吉の日課は、タマの散歩と妻が残した料理レシピノートを完成させること。しかし、体の不調や親しい友人の死など、穏やかな生活に少しずつ変化が訪れる。・・・といったところ。ヒロインを柴咲コウが演じるほか、小林薫、田中裕子、柄本佑らの脇役陣もいい感じ。
あああああああああ!こんな書いていたら、佐久島に行きたくなってきた。