どんこのアル中 日記

名古屋在住の【年金生活者】。方丈記&徒然草。

藤原 兼家 ~懐かしき「夢の遊民社」の思ひで 

旧い話。懐かしの小劇場第3世代の私にとっては、段田安則は、「夢の遊民社」である。
走れメルス 少女の唇からはダイナマイト!」の初演を観たのは、駒場小劇場だったと記憶している。オープニング、スポットライトがあたると1人の男が立っている。最初は、野田秀樹と思ったが、どうも雰囲気がすっとぼけている。誰だろう?段田安則であった。当時の段田は、えらく緊張した場面で、つまらないギャクをかました。緊張の緩和の作用で、つまらないギャクでも客席は大爆笑である。すっとぼけた青年は、夢の遊民社の解散後、「ふたりっ子」「カムカムエヴリバデイ」の朝の連ドラを経て、大俳優への道を進む。大河ドラマでは、「秀吉」「真田丸」で「滝川一益」を演じる。それまで滝川一益のことはよく知らなったが、なんとなく段田安則滝川一益のイメージが私の中でが定着した。地味目の実力派といったところか?
そこに今回の「藤原兼家」。私の想うところ、「光る君へ」の劇中、一番の悪漢である。普段なんとくなく温厚のイメージがあるので、その分よけいに恐ろしく感じる。
脚本の大石静も世代的に「夢の遊民社」のファンだったと勝手に類推する。キャスティング関わったかどうか分からないが、「藤原兼家」役は、秀逸である。前半戦は、兼家が大注目。