どんこのアル中 日記

名古屋在住の【年金生活者】。方丈記&徒然草。

「大石 静」最後の脚本、の気がする ~光る君へ


「これが正しいと漠然と思っていることの向こう側にある真実に手を伸ばしたい」と、数多くの傑作を世に送り出し続けた大石静女史も御年72歳(失礼!)。これが最後の脚本になるかも知れない。

大石女史は、石田三成のファン。いつかは大河でと思っていたところ、昨年の「どうする家康」。これは当分無理と想っていたところ、思いがけず今回の「光るの君へ」。「平安時代のことは紫式部が『源氏物語』を書き、清少納言が『枕草子』を書いたという程度の知識しかない」が、「良いように考えれば、自由に書くことができるのではないか。おもしろいかもしれない」と脚本を担当する。「紫式部という人はただものじゃないな」とおっしゃるが、大石静女史ご自身こそ、ただもんじゃない。初回「約束の月」から、パワー全開、圧倒された。

思い起こせば、永井愛と2人だけの劇団「二兎社」を旗揚げ、小劇場運動第3世代として、女優として、脚本家として、ブイブイ言わせて来た。「二兎社」という劇団名とは裏腹に、脚本に専念するために退団。数多くの傑作を産みだし、華麗なる受賞歴。そして、今回の「光る君へ」。ご自身の「終活」と俺は見る。

ここから俺の邪推。大石女史は、長年描きたかった「石田治部少輔」のスピリッツを今回の「光る君へ」の中で描くのではないか? 表現力の乏しい俺の筆では、具体的にどうのこうのは無理だが、キャッチコピー「わたしを生きてみせる」を見た時。漠然と想った。

杞憂は、大河ドラマ特有の1年間の長丁場。ご自愛くださいと、俺みたいなチンピラに言われたくわないわな。