どんこのアル中 日記

名古屋在住の【年金生活者】。方丈記&徒然草。

関ケ原の戦い後の、福島正則と宇喜多秀家

小耳挟んだ逸話。

福島正則宇喜多秀家関ケ原の戦いでは正面衝突した二人。戦い後、福島正則広島藩主となるが、しくじり信濃の山奥の藩主に減転封、宇喜多秀家は薩摩への逃亡、八丈島配流。
さて、大酒飲みの正則は、上方の酒の味が忘れられず、海路経由で、信濃の山奥まで酒を運ばせた。ある時、海路の途中で、酒を満載した船が嵐に遭遇、秀家のいる八丈島に漂着。
同じく大酒飲みの秀家は、漂着した船に上方の酒が満載していることを聞きつけて、船を指揮していた正則の家臣に、酒を恵んでくれるように懇願した。八丈島には島焼酎あるのみ。その人物が、関ケ原の戦いで己の主君と
戦った宇喜多秀家と知った家臣は、哀れに思い、自らの判断で酒を与えた。その甲斐あって、漂流した船は修理でき、無事正則の元に酒を届けることができた。ただし、秀家に与えた分だけ酒は減っていた。自らの判断で酒を与えた家臣は、切腹を覚悟で事の詳細を正則に告げた。怒り心頭の正則と思いきや、関ケ原の戦いの好敵手に温情をかけた家臣を褒め称えた。酒の事でいろいろやらかした正則だが、この逸話だけは、なんだかイイね。「昨日の敵は今日の友」