昨夜まで、中秋の名月は、満月と思い込んでいた。陰暦8月15日の月の名称だから、必ずしも満月ではない。今年の中秋の名月は、満月だった。次は、7年後。たぶん、地獄か天国なので、この世での満月の中秋の名月は、最期。まんまるお月さんを30秒くらい眺めた。(30秒が限度額いっぱい)
新聞各社の中秋の名月の写真を見ると、月だけを被写体にしたものは皆無。月だけを被写体すれば、どの写真も同じになる。+αが必要になる。その+αは、飛行機である場合が多い気がする。飛行機は、時間通りに空を飛ぶ、月との組み合わせの被写体としては都合がいい。しかし、はたして、それだけか?
花鳥風月をこよなく愛する俺の考えは、こうだ!
☞古来より、日本民族は月が大好きだ。その象徴が「竹取物語」。3千年来、月を眺めてきた日本人には、いつしか、いつの日にか月に戻るという遺伝子が組み込まれた。その移動手段としての飛行機の存在。正確には、宇宙ロケットだが、無理がある。それゆえの満月と飛行機の組み合わせ。中秋の名月を眺めた30秒の間に思った。では、7年後。