数年前、本を整理していた際に出て来た一冊。初めて読んだ時の衝撃は、今も覚えている。処分しょうか、どうか迷ったが、まぁ2度と読むこともないだろうと、処分。後悔。
北公次。フォーリーブスで唯一バク転ができた男。自らの人生もバク転。アイドル時代から薬物に手を染め、覚醒剤取締法違反で逮捕。それ故、この本の発売当時1988年のマスコミの反応はすげなかった。前科持ち、落ち目タレントの与太話という扱いであった。
リアリティあふれる描写に、俺はウソではないと思っていた。当時、俺の記憶では、かの人物の悪行は、風評でなんとく知っていた。当時は、タイトルにある「光GENJI」がブイブイ言わせていた時期だったので、忖度もあったろう。噓八百の暴露本として、世の中から抹殺された。
その本が、再び日の目を見る日がくるとは・・・。アマゾンで見たら、1万円以上の価格である。ジャニーズ事件より、複雑な心境。