「スラムダンク」より、「リアル」が好きな俺。当然、バスケットボールには、疎いので、そこんとこよろしく。
言の葉の住人として、マスコミ報道でひっかかった3つの言葉。
自力☞「自力出場」。おしなべてこの言葉が踊る。自分たちの力で、出場権を獲得したのだから、ことすら「自力」を強調する必要があるのか?「自力」の対義語は、「他力」。馬鹿な俺でも、競り合っているチームの勝敗の行方で、出場か否か、が決まるケースはままあることはご存知。サッカーのワールドカップではお馴染み。当然、今回はそれには該当しない。それなら、単純に「出場権を獲得しました」でいい。「1976年のモントリオール大会以来48年ぶり」を強調したいのか?相変わらずあざといマスコミ報道。選手たちに失礼である。「自力?当たり前じゃないですか」
カボベルデ☞初めて聞いた国名。最初は国名と思わず。アフリカの島国らしい。65年間生きていて知らない名前の国から、沖縄までバスケットボールの試合をするために来日するという事実。思わず唸る。サッカーの劣らず、バスケットボールの盛況ぶりは全世界的という事実。(アホな俺は、NBAくらい知らない。それもよくは知らない)
カボベルデの選手の皆さん、お疲れ様でした。あなたたちの国の名前は、一生忘れないでしょう。
Bリーグ☞「バスケットボール リーグ」であることは当然知っている。それ故、あえてのことである。日本選手の多くは、Bリーグ所属である。選手紹介の際、Bリーグと言われると、一瞬オヤッと思う。「B」という言葉は、B級グルメに代表されるように、一段劣るというイメージがつきまとう。Bリーグの上にAリーグがあるのかと思う輩もいるいるだろう。(いないか?)
「Bはシンプルに、バスケのB。Boys, be ambitiousのbe動詞のBのように、可能性を秘める」が命名の由縁である。クラーク博士かい!今さらながら、他の名称を考えた方がいいと、今さら思う。「ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ」が正式名称だから、「JPB」リーグか、「JB」リーグの方が良かったのにと、今さら思う。今さらジロー、今さらBリーグ!
なんやかんやあって、一時期は国際試合出場がNGだった日本バスケットボール。今回のパリ行き切符の獲得で、そのトラウマも完全消滅。
〆の言の葉
「大男が涙ぐむ姿は、ちょっといい」