どんこのアル中 日記

名古屋在住の【年金生活者】。方丈記&徒然草。

ボトル入りじゃないクリープなんて・・・

           

「クリープを入れないコーヒーなんて・・・」(昭和語)で、一世を風靡した粉末クリーム「クリープ」のボトル販売が終了。チャック付きの袋で販売のみにる。

いまいちの喫茶店がコーヒーのミルクがわりに付ける「コーヒーフレッシュ」なるものは乳製品ではない。植物性油脂食品である。つまり植物の油である。乱暴に言えば、サラダ油をコーヒーに入れているようなものだ。当然、うまくない。その点、クリープは、粉末ながら、れっきとした乳製品である。コーヒーフレッシュより、よほどましである。しかし、乳製品ゆえに湿気やすい。そこで1961年以来ずっ~~~~~とボトル販売。2016年にガラス瓶からプラスチックボトルになったが、それでも今までボトルであった。
社内で調査をしたところ、詰め替え用の袋をそのまま保管する消費者が8割ということで、チャック付きの袋で販売することにした。ボトル販売の終了によりプラスチック使用量を年間27トン削減できる見込みらしい。
・・・とここまでは建て前。

チャック付きの袋価格は従来の詰め替え用と同じ570円(税別)だが、内容量が200グラムから180グラムに減り、実質値上げとなる。
・・・これが本音。

チャック付きの袋をキッチリ閉めるのはめんどくさい。当然、湿気てカタマリになる。還暦を過ぎた「クリープ」。人間と同じ、その老後はみじめだ。