「義務教育」は、子どもが教育を受ける「権利」です。たまに誤解をしている方がいます。「義務教育」の「義務」は、保護者が子どもに教育を受けさせる「義務」です。
その昔、子どもは、「貴重な労働力」。物心ついた頃から働かせられました。世界史の教科書で、産業革命時に炭鉱で真っ黒になって働く子どものイラストを見た記憶があります。
どこかの頭のいいお方が、次世代を担う子どもに最低限の教育を受けさせないと国が滅ぶぞ!と警告し、義務教育が定着しました。
日本では、諸事情で、戦後小学校6年中学校3年の制度になりました。おかげで、ほとんどの日本人が、文字を読むことができます。
詳しくはよくわかりませんが、ユネスコのCMを見ると、アフリカのどっかの国では、学校にいけず、働いている子どもが沢山います。
他の国と比べるのはあまり好きではありませんが、日本に生れて、「義務教育」を受けるのは、とても幸せなことなのです。がんばって勉強してください。