VSムロ秀吉篇。小生の注目は、大都市名古屋のど真ん中を流れる運河「堀川」を、あっという間に掘った、武将と言うより、ドボルザーク。
演じるのは「深水元基」。クッー!誰が考えたの、このキャスティング。「真田丸」からの再演。深水元基の第一声
えっ! そんなことあるの
そりゃあそうだわな。演じる本人がそうだから、視聴者も同じ。今後は、正則役は、深水の十八番となるかもしれない。「加藤清正」役をもと思ったが、それはアンタッチャブル。
秀吉配下の武将としては、石田三成、清正に比べるとなんだか日陰の身。情に厚く、真っ直ぐな性格と言われているが、秀吉没後真っ先に家康に従う目先の利く男、豊臣滅亡のトリガーを引く。
名古屋城築城の時の有名な逸話。
正則「妾の子の城ために、なんで掘りを掘りゃあならんのだ。アホらしくって、やってられるかい」
清正「ごちゃごちゃ言ってないで、国に帰り、軍勢を率いてこいや」
正則、シオシオノパー(昭和語)
「真田丸」では猪突猛進な単細胞として描かれていたが、単純な輩ではない。梅雪のように、主君を裏切った者の晩年は、哀れであった。古沢脚本はいかに描くか?今から、ゾクゾク。今から、ワクワク。今から、ドキドキ。