鴻上尚史は、我が紅顔の演劇青年時代の後輩。
かっての演劇仲間うちの出世頭。小劇場の衝撃! 劇団「第三舞台」主宰終了後は、多様性を高め、現在では、雑誌AERAで人生相談なんぞもしている。後輩だけに、なんとなく気になり、折にふれて見る。
最近の人生相談
【相談】学校の制服など不要なのでは?と、ずっと疑問です。
【鴻上の回答】(長いので超要約)
「制服」か「私服」かの問題ではなく「強制」か「自由」かの問題です。
私服を選ぶ自由を子供達に保障することが、彼ら彼女らの未来にとって、とても重要なことだと考えます。試行錯誤し、悩み、考えることで、子供達は成長していくと思っているのです。
人生相談の答えなど、常に「当たり前田クラッカー」的、いつも「なんだかなぁ~」と思う。鴻上の答えだけは、なぜか心にストンと落ちる。思わず共感する。「そうだよなぁ~」といつも思う。多分、俺の人生で一番楽しかった、紅顔の演劇青年時代を共に過ごした共通の感覚がそうさせるのかもしれない。
65歳の年金生活者は、過去を振り返るしかない。振り返りたい過去があるだけ、幸せ者かもしれない。