昨年の引退宣言は、ちょっと残念だったけど、拓郎らしいと思ったさ。昔からのファンは、やっぱり昔の拓郎を追い求める。しょうがない。
俺の、拓郎初体験は、「イメージの詩」。高校時代、ダチの家で、聴いた。最初は、なんだか、ダラダラとした歌だな~という印象。
♪~自然に生きるって わかるなんて なんて不自然なんだろう~♪
このフレーズを聴いた時、全身に電流が走った。なんという奥深い言の葉。瞬時にファンになった。この偉大な才能を時代がほってはおかない。一躍、時代の寵児に。その後、作詞からは遠ざかり、稀代のメロディーメーカーに。それは、それで嬉しいのだけど、昔からのファンは、初期の含蓄のある作詞の世界に後ろ髪を引かれる。
美しい奥さんとゆったりとした人生を。気が向いたら、「イメージの詩」の続編を作ってください。
拓郎 77歳の誕生日 おめでとう。長生きしてね。