どんこのアル中 日記

名古屋在住の【年金生活者】。方丈記&徒然草。

男性になればオリンピックに出られるのか?

顔にひげを描いてオスロでのW杯に出場した(左から)葛西優奈、中村安寿、葛西春香の各選手

欧州を転戦するノルディックスキー複合女子W杯。

今季最終戦ノルウェーオスロ大会。日本人3選手は、顔に口ひげやあごひげを描き、レースに臨んだ。何故?

男性になればオリンピックに出られるのか?

現在オリンピック競技に採用されていないノルディックスキー複合女子」種目の採用を求める抗議の一環。IOCは1996年に初めて「女性のスポーツ参加の推進」を明記し、男女平等を標榜。2014年ソチ五輪からは、スキージャンプなど、男子しか実施されていなかった種目に女子が参加。しかし「ノルディックスキー複合」は冬季オリンピック競技としては唯一、男子しか採用されていない。IOCは、2026年に開かれるイタリアで開催されるオリンピック冬季大会の実施種目に「複合女子」は入らないと発表。何故?


若者の「オリンピック離れ」への対策としてスノーボードなどの新競技の採用で市場を拡大させつつ、「肥大化」の批判をかわすしたい。IOCは、競技人口が少なく、人気も今ひとつの「複合女子」を現状のままに。建前だけ男女平等を掲げながら、人気獲得に奔走するのIOCの商業主義。東京オリンピックの二の舞は、必ず起こる。

「(現状を)覆すのは奇跡が起きないと無理かもしれない。男女平等を求める意味もあるけれど、まずはこの競技に注目してほしい」
この試合で銅メダルを獲得した中村安寿選手の言葉を何と聞く、IOC