1982年2月8日、33人の死者を出した、ホテルニュージャパン火災が発生。
ホテル経営のスブの素人、社長様の横井英樹が、違法で、行き過ぎた合理化進めた。改修費用を節減するため、東京消防庁に勧告されていたスプリンクラー設備をスプリンクラーヘッドのみを設置した見せかけとし、自動火災報知設備の点検整備をせず、内装も耐火素材にしていなかった。火災発生当時に人命を優先せず、従業員に「高価な家具を早く運びだせ」と指示。金儲け主義の亡者、稀代の悪である。
焼死など死者が多かったが、有害ガスを含んだ煙から逃れるため飛び降りて命を落とした方が13名いた。その様子は、TV中継され、視聴者は、いたたまれない気持ちになった。翌日、羽田沖で、日航逆噴射事故が発生。2日続けて、大惨事が発生。
当時、大学4回生だったワタシは、卒業を控えて、なんとなく不安な気持ちでいた。社会に出てうまくやっていけるだろうか。その時期に、続いた大惨事、記憶に鮮明に刻まれた。そんな私も年金生活者。昭和は、遠くになりにけり。
