名古屋市民以外は知らない【徳川美術館】。名古屋市民でも知らな人が多い。
徳川美術館は、尾張徳川家に受け継がれてきた宝物の数々を所蔵し公開している美術館。家康の遺産も多い。家康が晩年に居城とした駿府城には、刀剣・武具・茶道具・香道具など莫大な遺産が遺され、尾張徳川家、紀伊徳川家・水戸徳川家へ分け与えられた。
NHK【どうする家康】を放送を機に、もっと注目を集めていいはずだが、全然話題に上らない。NHKもなんだか、つれない素振り。
近世大名文化を今日に伝える美術館として、コレクションの質と量は日本随一！なのに残念無念。
現在は、特別展として「尾張徳川家の雛まつり」が4月2日まで開催。高さ2メートル・間口7メートルにおよぶ豪華な大雛段飾りは圧巻である。
名古屋においでの際は、是非、お立ち寄りください。名古屋駅から少し遠いですが、それだけの価値はありますよ。
蛇足
来年の大河ドラマ【光る君へ】は、「源氏物語」を生み出した、紫式部の人生を描く。徳川美術館には、12世紀初頭に製作された現存最古の国宝「源氏物語絵巻」も所蔵されているのよ～ん。
