「2023愛知環境賞」の受賞者か決まった。愛知県民以外は、全く認知されていないが・・・。
俺は、【エコ検定】の資格を持っているから、環境問題はうるさい。うるせい!今回も金賞のJR東海のCO2s削減とか、その他SDGs活動とか、環境問題の上面のつまらないものばかり。環境バカはどうしようもない。
その中で、俺の琴線に触れたのが、産業廃棄物の中間処理業の【ハーツ】という会社。アメリカミズアブという昆虫を養殖し、その幼虫を魚のエサとして、魚養殖業者に卸していている。
養殖中のアメリカミズアブ
メーカーから排出される食品残さを収集、分別し、飼料原料などとして養豚業者や堆肥工場に卸す。ハーツの本業は、産業廃棄物の中間処理業だ。きっかけは豚熱の流行だった。豚が減り、循環の輪が切れた。引き取り手をなくした食品残さを、自社内でリサイクルできないか。その時、着目したのが、アメリカミズアは、外来種だが、北海道を除く全国各地で普通に見られる黒い虫。海外では、その幼虫が質の高いタンパク源として、家畜の飼料やペットフードに加工され、すでに商品化されいる。食品残さを餌にミズアブの幼虫を育ててタンパク源に加工す循環の輪が再起動した。中国に買い負けて高騰する輸入魚粉飼料の代替として、ヒラメの陸内養殖を手がける業者に採用されたる運びとなった。
ここでは、魚のエサだが、すでに人の食べ物として、流通している。
これが、【アメリカミズアブ】だ。☟
どうだ、気持ち悪いだろう。料理してもこうだ。☟
料理しても、さすがに気持ち悪いので、(ショートパスタにも見えなくはないが・・・無理か) 現状では、粉末にしてパンやクッキーなどの原材料として混ぜたり、水に溶かしてプロテインとして摂取している。100gあたりのタンパク質の割合が60g、驚きの高タンパク食なのだ。
日本でも、信州地方など内陸部でタンパク質が不足する地方では、昔から【昆虫食】をしていた。イナゴの佃煮、蜂の子、蚕のサナギ。
秋稲穂の実る季節はイナゴを取り、家で佃煮に。瓦屋根の鬼瓦にアシナガバチの巣があり、ここから蜂の子を取り出す。養蚕が盛んな地方であったため製糸工場から大量の蚕のサナギが放出された。サナギと蜂の子は炒めて食べる。美味しいらしいが、俺は未体験。
昆虫食は世界の食料危機を救う食材としても注目されている。
我が国日本は、いずれこうなる☟のだから、いずれ【昆虫食】が当たり前になる時代が来るだろう。
昆虫食は、世界の人口増加に伴う食糧危機とか、たんぱく源とか、CO2削減とか、SDGsって言うけど🙄
— ami (@amiisinyourmind) February 2, 2023
今でも80億人が毎日食べてるし、食糧危機はアフリカの経済や物流、紛争、政治の問題でしょ⁉️
日本で虫を食べたら解決する問題ではないですよ😩
【食用コオロギ】NTT東日本「昆虫食」事業に参入 pic.twitter.com/7PmPNZc5HJ