俺は、高橋洋一が大好きだ。YouTubeのチャンネル登録をした。毎月590円でメンバーになれるのだが、メンバー特典がよくわからんので躊躇している。ジジイがジジイに入れ込むは少し気持ち悪い気がする。
高橋洋一の人を小馬鹿にした発言のトーンがたまらん。ゾクゾクする。朝日放送「正義のミカタ」にコメンテーターとして出演している。唯一の地上波TVである。地上波ではなかなか使いづらいお方である。先日の放送もパネラーが、犯罪人の引き渡し条約を結んでいるのは、日本でわずか2か国である。パネラーがこの原因は、「日本に死刑制度がある」ともっともなことを言っていた。意見を求められた高橋御仁は「外交努力が足りないからですよ」の一言で切って捨てた。なんとも痛快。高橋の言う事は真実である。理系だけにエビデンスの基づかない発言はしない。この放送もパネラーが不勉強なだけだ。今回も高橋の一言がなかったら、「死刑制度があるからなのか」と信じてしまうところであった。今の日本のマスコミは、不勉強な有象無象が跋扈している。高橋のYouTubeを見るとよくわかる。政権の中枢にいただけに、話が具体的で、俺が知らないことばかり。高橋の知識量はすごい。それも高橋でしか知りえなかった情報に基づいている。現在は、嘉悦大学というＦランクの大学教授である。これとて、客員教授とか名誉教授とかのこまかしてなく、現役の教授として、ちゃんと講義をしている。天下りのアホ教授とはえらい差である。俺も高橋の講義、受けたい。
高橋洋一
元内閣参事官、現「政策工房」会長 1955年生まれ。80年に大蔵省に入省、2006年からは内閣参事官も務めた。07年、いわゆる「埋蔵金」を指摘し注目された。08年に退官。10年から嘉悦大学教授。
その発言
地上波TVで出ている人はマスコミが多いが、筆者のモットーとしている「川を上り海を渡る」こと、つまり過去の経緯を調べ海外の事例を知っておくことをサボっている人が多すぎる。このモットーは役人時代からの習慣であるが、その当時からマスコミの不勉強には閉口した。しかし、何も知らないのに、意見ばかりをいうので、新聞や地上波TVに飽きている人も多いだろう。筆者は役人時代、過去の経緯や海外の事例をマスコミに話していたが、今では自分でネット番組でいっている。
俺は基本馬鹿だから、たまにアホなマスコミの事を信じてしまうことがある。高橋のYouTubeを見ると、いかに己が愚かだったことを再認識する。その自虐感がたまらん。ゾクゾクする。俺は変態か。
文系は、すぐ訓たれる
そう文系のアホは、中身のないこと、いい加減なことを偉そうに言う。ワイドショーのコメンテーターを見て思う。アバウトな情報に基づいて、アバウトな事をいう。「これ、電通が入ってます」は、名言であった。俺は、電通がそんな金にならないことするわけないじゃんと思っていたけど。文系のアホは、生存バイアスで語る事が多い。自分の経験から発言する。当然、個人の経験だから汎用性はなく。「それ、あなたの感想ですよね」と言われ、四苦八苦。閑話休題。
そんなこんなで、今日も【高橋洋一チャンネル】を見ている俺。自宅収録なのでリラックスして、たまに髭の剃り残しがあるのもチャーミングだ。毎月590円払ってメンバーになろうかな。思案のしどころである。
