どんこのアル中 日記

名古屋在住の【年金生活者】。方丈記&徒然草。

【熱闘甲子園】は、熱闘していいのか?

      


高校野球夏の甲子園】の出場校が、日本各地で決定している。高校球児にとっては、夢である。その夢に水を差すようで申し訳ないが、まぁ完全に水を差すのだが、この時期に、全国高校野球大会を開催することに、疑問符。

①まず、熱中症である。 
毎日のように、熱中症アラートが発令されている。そんな中、炎天下で野球するって、どうなの。観客席も屋根がある部分が一部で、ほとんどの観客は、炎天下の観戦である。野球の試合は、約2時間。まさに地獄。さらに、応援団は全力で応援しなければならない。まさに難行苦行の世界である。今まで死人が出なかったことが不思議である。

②次に、電力需給ひっ迫状況
これだけ、節電が要請されている状況で、TV、エアコンフル稼働の状況を作り出す高校野球テレビ鑑賞。本当に大丈夫なのか?原発再稼働するのか?石炭火力発電を再稼働するのか?

③開催時間だよ。
だいたい午前8時頃開催で、午後5時頃の終了。まぁ、一日で一番暑い時間帯である。野球には、早朝野球もあるしナイターもある。オリンピックのマラソンだって、早朝に時間移動した。高校野球も試合時間を、早朝、日没後に移動してはどうか?【視聴率】が取れないので、NHKが異議を唱えるか。唱えるわな。

④そして誰も、何も言わない。
なんでも、いちゃもんつける天下の【朝日新聞】は開催企業だから、当然何にも言わない、言えない。ライバルの全国新聞社も、高校野球は注目記事だから、何も言えない、何も言わない。地方新聞も、郷土の高校が出場するので、何も言えない、何も言わない。当然、NHKも、やたらうるさい【テレビ朝日】も、視聴率があるから、何も言えない、何も言わない。これが言論統制でなくして、なんだ?

⑤選手生命を絶たれる高校生。
これが、一番の問題だ。甲子園は、野球球児の夢である。それゆえ、野球球児は我慢する。少しくらい体調が悪くても、隠して出場する。結果、最悪、選手生命を絶たれる結果になる。今まで、何と多くの野球選手の将来を奪ったことか。逆に、痛みを押して出場する選手を美化するアホなマスコミも多い。【星飛雄馬】がそんなに好きか。最近は、無理な出場をさせない監督もいるが、功名利禄のために選手に無理をさせる輩も多い。

今年も、甲子園の夏が来る。我がふるさとは、イチローの母校【愛工大名電