どんこのアル中 日記

名古屋在住の【年金生活者】。方丈記&徒然草。

【Alone Again】の歌詞

忘れたつもりの あの歌が口をつく
あいつも あたしも 好きだった アローン・アゲイン

中島みゆきタクシードライバー】の気になるフレーズ。

言わずと知れた、ギルバート・オサリバンの名曲【Alone Again】
俺の若い頃のヒット曲だから、随分と昔の話だ。
曲調は、美しいメロディーライン。日本人好みである。日本で特にヒットした。しかし、親しみあふれる曲に比べ、歌詞が陰惨である。婚約者に捨てられ、結婚式場に取り残された男性。投身自殺を決意し、彼自身の半生を淡々と振り返る。悲しく、寂しく、鬱陶しい世界が展開される。
実は、最近まで、この歌詞の内容を知らなんだ。親しみあふれる曲調だから、もっと明るい内容だと思っていた。「独りぼっちだけど、がんばって生きていく」的な前向きな歌だと思い込んでいた。中島みゆきの琴線に触れた詩とは、どんなんかな? よせばいいのに調べてみた。

ガチョーン

こ、こ、こんな悲惨な歌詞だったのか。確かに、中島みゆき好みの世界ではあるが・・・。俺の【Along Again】へのなんとなく楽し気なイメージは、ガラガラと音をたてて崩れていった。そんな大袈裟な。しかし、中島みゆきが、わざわざ自分の歌に入れ込む曲名だけのことはあると、【タクシードライバー】の世界だ、と妙に納得。


いろんな【Along Again】 Spotifyで聴く。
Alone again, naturally また一人ぼっちになった。当たり前のように