どんこのアル中 日記

名古屋在住の【年金生活者】。方丈記&徒然草。

生き辛さの原因

        


若い頃から、なんとなく生き辛さを感じていた。みんなもこんなもんだと思っていた。初老になって、その傾向がますます強くなってきた。みんなもこんなもんだと思っていた。たまたま「心理的リアクタンス」という、心理学の言葉を知った。「ああ、これが原因か」と実感した。

心理的リアクタンスとは、他人から行動を制限されると、反発して自分のやりたい欲求が高まる心理現象のことである。自身のなかで優先度が高いものや重要なものを制限されると、より高い心理的リアクタンスが生じる原因は、個人の価値観、判断よるもの。人それぞれと言うことだ。個性ということだ。

心理的リアクタンス」の特徴は、たとえそれが自分にとってプラスになる内容でも無意識下で反発してしまうこと。状況によっては、他人には理解できない内容でも、非常に高い心理的リアクタンスが発生する。確かに、自分でも、その傾向が強いと実感する。他人からごちゃごちゃ言われると、それが正しいと思いながらも、条件反射のように反発してしまう。なんとも、なさけなや。

心理的リアクタンスの存在を知り、その仕組みを理解していれば、もっと気楽に人生を過ごすことができたかもしれない気がする。今更ながらの話。