どんこのアル中 日記

名古屋在住の【年金生活者】。方丈記&徒然草。

ウクライナ紛争とベトナム戦争

   

ロシアのウクライナ侵攻から100日目。

ウクライナ紛争を考える時、昭和生まれの俺は、ベトナム戦争が重なる。

ベトナム戦争
北ベトナムの統治をめぐる戦争。 南ベトナムアメリカ合衆国北ベトナムソビエト社会主義共和国連邦の支援を受けていたため、実質、米ソを始めとする資本主義陣営と社会主義陣営の代理戦争である。 戦争は1955年に始まり、勝敗が決まったのは1975年の4月30日である。

簡単に言えば、ベトナムが共産化するのを恐れ、アメリカが軍事介入したことである。今回のウクライナ紛争のウクライナがNATO化するのを恐れたロシアが軍事介入した構図を全く同じ。と俺は思う。アメリカがロシアを非難しているが、どの口が言うと思う。大国のエゴで、弱小国が犠牲になる。何度も繰り返された歴史である。ロシアを擁護する気はさらさらないが、世界の歴史は、こんな悲惨な戦争の連続であるという事実だ。NHK映像の世紀」を見ると、人類の歴史は、紛争の歴史であることがよくわかる。世界平和など、甘い絵空事に思えてくる。

ウクライナの大統領は、武器の援助を求める。我が国は、憲法上不可能である。それが良い事なのかどうが、議論が分れるところが、俺は良い事だと思う。日本製の武器が人を殺すことがないからだ。それを甘い考えだと非難する輩が最近は増えた気がする。かってのアホ首相を筆頭に。

アメリカは、高性能の最新兵器を送っているが、それもなんだか及び腰。ロシアの顔色をうかがいながらという態度がみえみえである。それは、当然だろう。NATOとロシアの全面戦争になったら、この世界は終わる。それ故、ウクライナ紛争は長引く。ベトナム戦争ほどではないと思うが。

紛争地域からほど遠い、極東の島国の平和ボケのアホが、知ったような事をよく言うぜ!とお恥ずかしい限りだが、現状の素直な感想。我が心の内を見透かすように、本日は、曇天。