どんこのアル中 日記

名古屋在住の【年金生活者】。方丈記&徒然草。

【弁慶】役って、誰やねん 【鎌倉殿の13人】

    



鎌倉殿の13人の中で、【弁慶】役を演じる、役者を全然知らなんだ。弁慶役と言えば、歌舞伎の【勧進帳】でも、まさに肝である。それを、なんだか、よく知らん役者が演じているな不思議に思っていたが、今日知って、ビックリの助である。

佳久 創という役者である。愛知県名古屋市出身。父は、な、なんと我が中日ドラゴンズで活躍した元プロ野球選手の郭源治である。ドラゴンズファン以外は、寡聞だと思うが、名古屋人にとっては、希望の星であった。最優秀救援投手を獲得する活躍を見せ、鉄拳監督、星野仙一の信頼も絶大であった。当時、郭源治が登場すると、嗚呼、この試合はもう勝ったなと思ったものだ。

郭源治は、日本に帰化し、【佳久源治】となる。その息子が、佳久 創である。ラクビー選手として活躍していたが、左膝前十字靭帯を断裂する大怪我を負う。その後、芸能活動に専念する。一時期は、漫才コンビとして、M-1にも挑戦した。一回戦で敗退したが、その後、役者には、ありがちな艱難辛苦の末、『鎌倉殿の13人』で武蔵坊弁慶役を演じることになる。弁慶役が決まった際には、元々88kgだったの体重を、役作りのために115kgまで増量。お前は、ロバート・デニーロか。

何故に、NKHは、この事実を広報しないのか、摩訶不思議。広報すれば、名古屋地区の視聴率はぶっちぎりなのに。どうして。