どんこのアル中 日記

名古屋在住の【年金生活者】。方丈記&徒然草。

きしころの季節

     


夏になると

♪~冷やし中華 始めました♪~

日本全国的には、こうなのだが、我が大都市NAGOYAは

♪~きしころ、あるでよ♪~である。

きしころとは何か。単純に、きしめんの汁が冷たいだけの食べ物である。逆さにしてころきしと言う所もある。暑い夏の日、冷たいきしめん「きしころ」が食べたくなるのは名古屋人のDNA。調子こいて、ここ数年夏になると名古屋市内の麺類食堂が「きしころスタンプラリー」というイベントを開催している。まさに、名古屋の夏の風物詩。

その昔、まかないとして食べられていた冷たいきしめんを「香露かけ」と名付けて客に提供したことが「ころ」の名称の由来である。「香露」とは、なんとも趣のある感じであり、漢字である。
ころうどんというものもあるが、うどんでは、なんやら、もっさりとして、涼味にかけるきらいがある。やっぱり、薄い、透き通ったきしめん、ならではのものである。店によっては、汁が多い所があるが、小生は、少なめの濃い汁が好みだ。これは、蕎麦好きDNAのせいかもしれない。

きしめんを、ざるそばのようにして、「ざるきし」として、提供する所があるが、今市の感じである。ざる蕎麦のまがいものを食べている気がする。蕎麦を、海老の天麩羅を乗っけ、「きしころ」のように、冷たい汁をかける、海老おろし蕎麦なる、メニューもあるが、これも、今市の感が拭えない。

なんやら、えらそうな御託を並べたが、これも郷土愛とお許し有れ。来名の折のは、是非、ご賞味あれ。かの名古屋名物味噌煮込みうどんの暑苦しい味とは違い、対極の涼しげな味である。