昭和の時代、どこの大学に入学するかで、大体の人生は決定した。卒業ではない、入学である。日本の大学は、甘々で、入学すれば、よっぽどのことがない限り卒業できた。で、どの大学を卒業したかで、その後の人生が大きく左右された。学生本人の能力やヤル気は全然関係ない。なんとも理不尽な世界である。
これは、昭和の時代の物語と思っていた。しかし、この物語は、令和の時代も脈々と生き続けている知りと、驚愕した。未だにナンバースクール、MARCH、関関同立、日東駒専とか、まことしやかに言われている現実。アホらしい。
若者よ、高校時代は勉強に励め。そしてとりあえずの一流大学に入学せよ。それが人生を生きる知恵だ。アホらしいことだが、我が国では、未だに現実である。