どんこのアル中 日記

名古屋在住の【年金生活者】。方丈記&徒然草。

虹と雪のバラード 【昭和語】


今、聴いてもグッとくる。札幌オリンピックのテーマソング【虹と雪バラード】。半世紀も前のメロディである。心に沁みる。トワ・エ・モワの歌もよかった。当時、少ない小遣いでアルバムを買った。歌詞もよかった。当時、中学生だった俺の心にも残った。今でも、空で歌える。こんな曲は、そうそうない。作詞は、札幌医科大学教授の河邨文一郎、現代詩の詩人でもある。



虹の地平を 歩み出て
影たちが近づく 手をとりあって
町ができる 美しい町が
あふれる旗 叫び そして唄
ぼくらは呼ぶ あふれる夢に
あの星たちの あいだに
眠っている 北の空に
きみの名を呼ぶ オリンピックと



雪の炎 ゆらめいて
影たちが飛び去る ナイフのように
空がのこる まっ青な空が
あれは夢? ちから? それとも恋
ぼくらは書く いのちのかぎり
いま太陽の 真下に
生れかわる サッポロの地に
きみの名を書く オリンピックと
生れかわる サッポロの地に

きみの名を書く オリンピックと


オリンピックが終わっても、札幌市民、北海道民の間で愛唱歌として歌い継がれていく。作曲の村井は、遊びに行った札幌出身の同級生に「いい曲をありがとう」と喜ばれた。札幌の地下鉄には、今もBGMで流れているらしい。札幌に行ったことがないので、噓か本当かわからねど。

札幌オリンピックで表彰台独占の快挙を達成した、スキージャンプ「日の丸飛行隊」の一人、北海道出身の笠谷幸生選手の言葉。

いつも耳の奥で、この曲が響いていました

うらやましい。我が名古屋には、【燃えよドラゴンズ】があるが、なんだかな・・・。